かねこ農園

INTERVIEW インタビュー

File #3 かねこ農園

かねこ農園様のご紹介

かねこ農園は、北海道千歳市に、2015年開園しました。無農薬や減農薬の野菜を中心に、こだわりの野菜を生産しています。主な栽培野菜は、南瓜・人参・ミニトマト・ブロッコリー・ビーツ。美味しくて体に良いものを届けたい、野菜づくりを通して社会貢献がしたい、そんな思いで、新たなチャレンジを続けています。

本社所在地 かねこ農園
〒069-1182
北海道千歳市協和113−3

WEB SITE
かねこ農園

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代表

金子 昌平 様

サラリーマンから転身し、新規就農。かねこ農園の代表を務める。


千歳市で農業を始めたっかけを教えてください

もともとの職業はホテルマン。フロントで、7年ほど勤務していました。農家に転身したきっかけの一つはリーマンショック。周りの人が退職を余儀なくされる中で、雇われて働くのではなく、経営者の立場に立ってみたいと思うようになりました。その何年か後に東北の大震災があり、会社で炊き出しに行く機会をいただいたんです。その時に、食べ物の大切さを痛感して。食べ物を生産する、なおかつ経営者である、農家になろうと決心しました。
新規就農のためには2年間の研修が必要です。出身が旭川なので、北海道内で研修先を探していたところ、千歳市内の農園で募集があったので応募。そこで研修後、同じ千歳市内でかねこ農園を始めました。

農業のこだわりを教えてください

通常、農家で生計を立てていくためには、量と見栄えの良いものが最優先だと思います。けれど私は消費者側からのスタートだったので、“おいしくて体に良いもの”というこだわりがありました。そうなると選択肢に挙げられるのが有機農産物。有機JAS規格をクリアする為には、厳しいチェックや、何十枚もの提出書類など、なかなか大変です。それでもお客様に一番見える形で安心してもらえるのが有機JASだと思うので、そこは徹底してやっています。無農薬や減農薬でできるもの、そしてなによりもおいしいものと考えて、品種選びにもこだわりました。お客様に嫌な思いをさせないように、虫がつかない品種や時期というのも考えてやっています。

主な農作物を教えください

有機JAS規格の野菜はミニトマトとかぼちゃ、春にはリーフレタス、秋にはビーツ(赤かぶの一種)です。有機の市場は小さいので、有機だけではなかなか経営が難しく、有機以外の無農薬・減農薬で、かぼちゃや人参、ブロッコリーなどを栽培しています。できる範囲でやってきましたが、ありがたいことに市内の料亭や高級ホテルにも卸す機会が増えてきました。継続する事の大切さを感じています。今後は、モロッコインゲンやなどのハウス栽培ができる野菜や、メロンなどのくだものもやっていきたいですね。

あらたな取り組み、今後を取り組み教えてください

現在も農福連携という形で、障がいのある方などB型事業所から何人か来てもらい、人参の収穫をしてもらったり、NPO法人を通じて千歳市内のシングルマザーさんに野菜を送ったりといったことをやっていますが、引き続き、社会貢献も意識していきたいと思っています。
子供たちにも食育として、収穫体験などを通して、食をもう少し身近に感じてもらえるような活動もしていきたいです。


ふるさと納税に関して今後行っていきたいことがありましたら教えてください

今は業者さんに大量に卸すことが多いのですが、今後は有機のミニトマトを大量生産できるような仕組みを考えたり、メロンを栽培したりなどで、ふるさと納税やECサイトでも直接消費者の方と取引できるような農家を目指していきたいです。子供たちにも食育として、収穫体験などを通して、食をもう少し身近に感じてもらえるような活動もしていきたいです。

株式会社Souplesse (スプレス)

〒004-0053 北海道札幌市厚別区厚別中央3条2丁目16-30 オリエンタルビル2F

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